コロッサスの宮殿

シラベス教団の死霊術でよみがえった古代の象魔獣ネルザトゥムは、自らを復活させた呪術師らの死霊術を逆に利用して、彼らを皆殺しにした無慈悲な存在だ。シラベスの呪術師ナマルクは、ネルザトゥムの圧倒的な力と知力の前に成す術なく教団に背き、この古代の魔獣に服従することになった。日々、ひたすらに殺傷と破壊を繰り返す邪悪なネルザトゥムと向き合った瞬間、生きるものと死せるものの境界は無意味なものとなる。